2年前の福知山線脱線事故で、その時の車掌にやっとインタビュー出来た話が、きのうの新聞に載っとった。毎日新聞やったかな。
 事故を起こす前の駅でオーバーランした運転士が、車掌に「上への報告はマケてくれへんか」と頼み、車掌がどう報告したか気になって無線を聞いているうちに、スピードが出過ぎて脱線してしもた、という話は既に報道されとる。

 ところが新しい記事によると、「マケてくれ」と車内電話で頼まれている最中に、乗客から「オーバーランのおわび放送せんのか」と言われ、そっちの対応で車内電話は切ってしもたそうや。電話を切られた運転士は、車掌が腹立て切ったと思いこみ、不安になったのやないか、というのが車掌の推測や。
 おわび放送をせえと言うた乗客に罪はないが、脱線の原因の一つにはなったワケや。ミスがあって対応に追われとる乗務員に、追い打ちをかけるように、おわびせいなどと、かさにかかって言わんでもええやないか。

 これで思い出すのが、先月の話や。JR環状線の京橋駅で電車が動き出した途端、運転席の後ろで、子供らが「仲間が乗り遅れた。止めて」言うて騒いだ。運転士があわてて止めたら、今度は別の客が「なんで止めるんや。はよ出せ」と怒鳴っったりドアを蹴ったりしよった。すっかり気が動転した運転手は、車掌が電車に乗り込むのを確認せんまま、また発車。車掌がおらんから次の大阪城公園駅では、ドアが開かんかった。というお粗末なトラブルがあった。

 この子供らもアホやが、運転席の後ろで騒いだ男は何者や。こういう奴こそ後ろから蹴り上げたらなあかんな。
 はっきり言うて、関西の客は野蛮なんとちやうか。電車が遅れたらカネ返せちゅうてゴネる客は、関東より関西のほうが圧倒的に多いらしい。昔から「時はカネなり」の土地柄やけど、世の中、カネで買えんもののほうが多いということも、心の隅に置いといたほうがええん違ゃうか。人の命もそうやで。(クレジットカードのCMやおまへん)