「襟裳の春は何もない春です」ちゅう歌がある。
これを聞いた襟裳の人は、最初は「何もないことはない」言うて怒ったそうや。

しかしこんな歌詞、優しい方や。「ここは地の果てアルジェリア」に比べたら、天国やで。

「どうせカスバの夜に咲く」なんか、カスバの人が聞いたら怒るで。「どうせで悪かったなあ」言うて。過激派の耳に入りでもしたら、自爆テロしよるで。

「網走番外地」の歌もえらいすさんどるなあ。「どうせ俺らの行く先は…」ちゅうてな。

そやけど「どうせおいらは」というようなひがんだ歌詞、最近あんまり聞かんなあ。なんせ「オレ様」が幅を利かす時代やからなあ。